作業服つなぎへのこだわり
作業服 つなぎの検査
仕入商品は、どこのお店も同じだと思いますがお客様から注文が入るとメーカーへ発注して送ってもらいます。メーカーはというと製造工場(海外)から出来上がった商品を倉庫に保管し注文があると出荷します。もちろん製造工場では出荷前に商品検査されて(現地の人)メーカーへ送られます。とここまで聞いてみなさん何の問題もないと思いますよねぇ。
ところが「商品検査(現地の人)」が問題なんです。商品をみると糸クズやゴミがあったり時には縫製後の糸が長いまま残ってたりしています。まあこのくらいは不良品とまではいきませんがひどい物は目とび、糸切れ、汚れなど完全に不良品の物が混ざっています。
これは「商品検査(現地の人)」が悪いのではありません。糸クズ、ゴミ、汚れなどは感性の違いで目とび、糸切れは経験が浅いのと指導不足で不良品と認識できないのだと思います。そこで当店では作業服を作り続けて30年の縫製のプロ(店長)が1枚1枚すべて検査してお送りしております。では検査箇所をご案内します。
ここでは主に袖口の検査をします。マジック仕様の場合同じ方向が付いていてくっつかないことがあります。またボタン仕様の場合はボタンの打ち方が甘くはずれることがあります。
ここでは糸切れ、汚れ、目とびなどを見ます。
ここもズボンの前見頃と同じ項目プラス尻ポケットを見ます。
ここも項目は前身頃と同じですが前のファスナーとズボン前ポケットを見ます。
プロの目にしか見えない不良も見つけます。
こんな感じで汚れ、目とび、糸切れなどがないか見ますが縫製を30年もやっていると見えない不良も見えます。たとえばよくあるのが糸の調整不良です。一見普通に縫ってあるように見えますが上糸と下糸の張力のバランスが悪くほつれやすいです。またまれにあるのがサイズの付け間違いです。これはなかなか見つけにくいですが長年作業服を畳んでいると感でわかります。(2サイズ以上)
他店ではできないサービス
またこんなエピソードもあります。あるつなぎのお尻の部分が「買って間もないのい破れた」とお客様から2回続けてご指摘をいただきました。当店で調査したところデザイン上お尻が破れやすいことに気ずきました。メーカーに破れにくいように変更をお願いしましたが「海外の工場なのでかなかなか反映できない」と言う答えが返ってきました。そこで当店では他店では決してできない補強縫いをしてお送りしています。
安さに引かれて買うと損しますよ
安さに引かれて目に見えない不良品を発見できないお店で買うと当然お客様も見えませんので不良品と判断できずそのまま着用し短期間で破れ「安いからこんなもんか」と納得して損します。そのようなことがないよう当店では他店ではできないサービスと厳しい検査をしてお送りしておりますので安心してご購入ください。