店長日記
つなぎのすそを伸ばす
先日、当店をよくご利用いただくお客様からつなぎの注文をいただきすそ上げの指定があったので指定通りの長さにしてお送りした。1週間後、そのお客様から「総丈の長さの指定を間違えて短くなりすぎました。なんとかなりませんか」
という電話。
ちなみにつなぎのすそ上げの場合は股下ではなく総丈といってつなぎの全体の長さを指定します。当然のことですが上下がつながっているため股下をあわせても胴の長さも関係してくるので全体では会いません。で胴の長さは調整できませんので裾を切るようになります。
切りすぎた裾を長くするにはつなぐしかありません。こんな時のためにすそ上げした残りの布を1週間ほど保管しているのですが1週間過ぎると破棄します。今日はその1週間目で明日はゴミをだす日なので袋にいてれ準備していたので急いでゴミ袋のなかを探すと・・・・ありました。
裾のあたりに1箇所切り替えができるがこれで総丈を長くすることができる。早速商品を送っていただき総丈を伸ばすことに。
まず裾を縫い目のすぐ上を切ります。
次に以前にカットした布とつなぎを継ぎます。
これは裏から見た画像です。インターロックを呼ばれるミシンで継ぎます。このミシンは断ち切りの布がほつれないように処理するかがり縫いと継いだ部分に強度を持たせる地縫いを一度に縫ってくれる便利。
地縫いで強度はある程度あるのですが念のために表からステッチと呼ばれる縫い目を入れて出来上がり。
すその上に切り替えが出来て「おかしいかな?」と思っていたが出来上がってみるとあまり違和感はない。
今回の送料(往復)はお客様にご負担いただきましたが修正は無料でさせていただきました。
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