誠に勝手ながら、4月27日(土)~5月6日(月)につきましては、ご注文のみ受付させていただきます。 4月25日(木)以降のご注文は、5月8日(水)以降の発送となりますので、予めご了承ください。
店長日記
商品の要望がメーカーに伝わったようだ
当店では3社からつなぎ服を仕入れている。少し前までつなぎ服を製造していたせいか仕入れた商品を見ていると「ここはこうした方がいい」とか「ここはこの縫い方のほうがいい」のような改善点がよく見える。
たとえば当店で販売しているある商品は尻の部分の縫い方に少し問題がある。(下の画像)
みなさんが見るとなんの問題もないように思えますが中心の縫い目(ステッチといいます)の横に生地が段になった部分があるがこの部分は裏から縫ってある。(地縫いといいます。漢字が合ってるかどうかは不明)で6mmほど離れた位置にステッチがしてある。
この縫い方だと地縫いの縫い代が浅くなっていた場合破れることがある。実際にお客様から「破れた」という報告をいただいている。この場合は2mmのステッチをするとその心配はなくなりさらに言うと2mm+8mmの2本ステッチをしてあるとベスト。
メーカーの営業の担当者が年に数回訪ねてくるので、その時に改善点を伝える。熱心な担当者は当店のお客様の声を一緒に見ながらメモして帰る担当者もいる。
だが実際にはこの改善はあまり反映されない。なぜかと言うと海外で生産しているからメーカーの要望が伝わりにくいらしい。
なので当店では独自に2mmのステッチを縫い足して発送している。
ところが先日この商品が在庫切れとなり注残をいう形で注文していた。(注残というのは在庫切れの商品を注文しておくと入荷次第発送してくれるというもの)
でこの商品が入荷しいつものように検査をしていると尻の部分のが2本ステッチになっていた。要望が伝わったようだ。
が海外生産なので鵜呑みにはできない。もし要望が伝わり今後は2本ステッチの仕様になったとしても新しい商品に入れ替わるまでに当分かかりそうだ。気長に待つしかない。
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